クロスバイクにはじめて乗った。
すぐ、背中が痛くなり、太ももパンパン。自転車こぎは、首の上下の反射の統合に効果ありなのにぃー、まともに自転車に乗れないなんて!
そこで、ロードバイクをしている人に、姿勢はどこでつくるのか聞くと、お腹だと言う。お腹で支えるには、適度な筋緊張が必要。適度な筋緊張は、首の上下の反射の統合で獲得していく。
お腹で支える姿勢を見よう見まねでしてみた。←脱力している感覚だけど、力がある感じ。
すると、股関節や骨盤の動きが自由になる。おぉ!
こうつながるのか。
股関節や骨盤が動くと、太ももが楽だ!
なんだ、太ももは使うけど、そんなには使わなくていいんだ。
もっと楽しようと股関節や骨盤を大きく動かすと、軸がぶれて上体が不安定になってしまった。
そして、お尻を固めて安定させようとしちゃう(これはわたしの身体の使い方の癖なので、みなそれぞれ安定させる身体の戦略は違う)。
お腹での支えが抜けたら、股関節や骨盤が動かなくなる。動かそうとすると、やっぱりぶれる。
動かす、ではなく、動く、がいいんだろうなぁ。
お腹で支えているときは、足もいろいろつかえる。
つま先で踏むのも、
土踏まずで踏むのも
拇指球・小趾球をペダルに引っ掛けるように引き上げるのも
クルクルまわすのも。
ちなみに、
土踏まずで踏むにも、3パターンくらいあって、
バリエーション豊か!
高校時代の自転車通学は、つま先で踏むのしかできなかったのに。すごいぞ。
いろいろ使えると、一カ所への負担が減るので、筋力が長持ちする。ありがたや。
腕は、脇をしめると支えやすい。
脇をしめて、ひじ・肩をゆるめた状態で支えられるのは、首の反射の統合を進めてきたお陰。5年前ならできなかっただろう。
が、この姿勢だと、未発達ゆえ、親指がまだ内に巻いているので、ハンドル握っているとつらくなる。
親指が痛くならない角度にすると、ひじが張って、腕に力が入らず、肩や背中に負荷が大きい。
未発達の制約をめちゃくちゃ実感!
どっかが役割を果たせないと、別の部位でカバーしなきゃいけない。それは本来の働きでなかったりする。
(人間社会ととても似ている)
反射の統合、発達すること、すごく大事だ。
ロードバイクのスタイルの人たちを見ていると、手にのっかるのではなく、ハンドルを押し出すような支え方をしているように見えた。真似してみたら、腕が楽だった。
肩は背負うような格好ではなく、肩甲骨を落として支えるとよさそうな。
だが、反射の統合に出会う前は、同じ観察ができたのか怪しい。同じことを教わっても意味が分からなかったかもしれない。
ロードバイクに乗るカメラマンのるっちー。
おおー、あってた!
もう少し反射の話をすると、
下り坂で、たいしてスピードが出ていないのに、すごく怖くて、驚いた。
ブレーキやカーブがコントロールできないことはない。スピードもたいして出していない。
なぜだ?!
なんか昔はよく感じていた感覚……。
背筋が寒いような、神経が敏感になるような。
そういえば、坂道の前も、自分の前に人が走っているだけで、ビクビクしていた。
あぁぁぁぁぁ、固める反射が出ているじゃないか。
統合しても強いストレスがかかると、飛び出すことがある。今回は、自転車で出たのではなく、乗るときには、すでに出ていたと思われる。
休憩で、足ぷろと固める反射のセルフワークで、活性化したぶんを少し統合に戻したら、怖さがなくなった。
そして、思った。すごいな、昔のわたしってずっとこんな状態で生きていたのか……。生きづらいわけだ。
同時に、振り返る。固める反射が出た状態でしたあれこれ、振り返ると反省だらけ。パフォーマンス落ちるなぁ。性格悪くなってたなぁ。
反射の残存と統合の影響を体感し、反射の統合はめちゃめちゃ重要やん!!!と再認識した、クロスバイク体験であった。
生成発展アクティベーター
天職コンサルタント
梅田幸子
反射の統合をする・学ぶ
才能を開く根っこを 育てる「反射の統合」と「ネガティブ感情のリリース」研修
3/21、6/7、6/27
3/28
3/29
生成発展アクティベーター
天職コンサルタント
このブログの記事はすべてシェア・リブログ大歓迎です。また、このブログで学ばれたことは、ご自身の知識として伝えていただいても良いですよ。たくさんの人に届くと嬉しいです。